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木下奈緒さん プロダクトデザインコース

作品タイトル:clish
プロダクトデザインコースの木下奈緒さんにメディアデザイン領域1年生の鄭順那が取材しました。


5 回目 2月2日

──今回も京都市美術館に伺いました

鄭:先輩!優秀賞受賞おめでとうございます!!

木下:わあ!ありがとう!!

先輩の作品「clish」が優秀賞をとられました。
CIMG2016のコピーCIMG2018お会いして早々に祝福の言葉をかけました。
お互い気持ちが盛り上がって、当分2人で喜び合いました。

鄭:じゃ改めまして、作品を作り終えてみて出来映えを聞かせてください。

木下:そうですね… もちろん後悔するところもちょこちょこあって、全部作りこめなかったかなとか、あとで先生から指摘もらってあ〜!その通りです!って思うとこもあって、それはもう直せなくてすごく悔しいんだけど、きれいだねとか公共性があって良いねとか全体的には良い評価を頂けたし、めちゃくちゃ酷評してくれた先生からはあなたに可能性があると思うからこんなに言うんだよっていう愛の鞭をいただけたので満足です!

鄭:満足で何よりです…!この賞もその結果やと思います。

木下:ありがとう〜。

鄭:大学を卒業されたら先輩は将来的にはどうされるんですか?

木下:就職ですね。

鄭:その…就職先は…もう決まられてるんですか…?

木下:あ、決まってるよ!

鄭:あ!良かった!そこ聞くの大丈夫かなって思ってまして(笑)

木下:大丈夫!もう決まったから!(笑) 大阪の方で寝具まわりのデザインを企画させてもらえる事になりました。そこで空間デザインを学びたいんです。今回の私の作品の良いとこは空間のデザインまでしているとこで、洗面台だけじゃなくて空間のデザインっていうのをテーマにしていて、それで頂いた評価でプロダクトって単体で考えられることが多いけど、空間のデザインをすることでそのまわりに一致したりだとか統一感が生まれるからとても良い事だねって言われて、就職先でもそれをもっと学ぼうと思います。ゆくゆくはキッチンまわりとかもデザインしたいですね。

鄭:1つに固まらず色々展開していくのが良いですね。先輩ならできますよ。

木下:できると良いな。

鄭:あの、今までインタビュー本当にありがとうございました。毎回先輩がすらすら答えてくれはったからとてもやりやすかったです!

木下:いえいえ私もやりやすかったです!

鄭:私の卒業制作もぜひ見に来てください。

木下:あ!見に行く!楽しみにしてるね。

鄭:はい!ではありがとうございました。


4 回目 1月28日

──今回は京都市美術館で搬入作業の様子を見させてもらいました。

トラックから梱包された木下さんの作品が下ろされます。
_MG_5356

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展示がますます楽しみです。


3 回目 1月17日

──プロダクトデザイン実習室にお邪魔させてもらいました。

鄭:こんにちは!(ホワイトボードを見つけて)あ、これは会場の展示イメージですか?

木下さん 木下さん3

木下:こんにちは!授業中に先生が書いてくださった、展示したらこんなんでしょうってやつですね。

鄭:もうそんな段階まできてるんですね…!作品もだいぶ進みましたか?

木下:前回木の骨組みだけだったじゃない?そのまわりを板で巻いて、それを磨いて、さらに今は塗装までしています。造形ラボにあるので見に行きましょうか。

鄭:はい!

──造形ラボへ

木下:オープンザドア〜!

木下さん2

鄭:え?!めっちゃきれい!!

木下:でしょ!でしょ!

鄭:想像してたのとまた違いました!!すごい!!これはテンション上がりますね!(笑)

木下:でしょ!塗装前に磨く作業があったんだけど、それが大好きで大好きでなかなか進まなかったんよ(笑)ずっと磨いてて(笑)

鄭:磨いた後に塗装するんですね。

木下:そうそう。じゃないと表面がボコボコになっちゃうから、ちゃんときれいな状態に整えてから塗ります。

鄭:このくぼみはどうやって…?

木下さん6

木下:ここはね、最初に削っておいて塩ビ版を埋め込んであるの。これがたいへんで1日がかりだった(笑)

鄭:ここで1日も…!磨いて塗装したらこんなきれいになるんですね…

木下:これまだ下地だからねもっときれいになるよ。

鄭:これが下地でメインの塗装があるんですか!それはもっと光沢が出るんですかね?

木下:うん、トゥルントゥルンにするつもり!

木下さん4

鄭:わ〜!楽しみ!この中は電気とかの仕組みですよね。

木下さん5

木下:うん。中に家庭用の手動で付ける蛍光灯とか豆電球をそのまま使ってるよ。

鄭:けっこう身近なもので作ってあるんですね(笑)

木下:実はそうなの(笑)光ったらなんでも良いからね(笑)

鄭:完成がほんとに楽しみです!作品が大幅に形になってて今回はとても興奮しました(笑)

木下:あたしも(笑)


2回目 12月23日

──今回は作業中の造形ラボに伺いました。

木下:これをつくってます。

プロダクトデザインコースプロダクトデザインコース鄭:おお!これは台の部分ですか?

木下:はい。後はぺらぺらの薄い板をくるっと巻いてとめて、白く塗りたてます。作りが雑だからお恥ずかしい(笑)

鄭:いえいえいえ(笑)

木下:この台の上に流しであるアクリルの球体をのせます。

プロダクトデザインコース鄭:年内にはどれくらい進めはるんですか?

木下:本体は年内にはできたらいいな~!年明けには作品の写真を撮ったり、パネルを制作するだけの作業にしたいです。あ、あともう1つつくる予定なんですよ。この今つくってるのがスタンドタイプで、もう1つは壁付けにするタイプで、アクリルの球体が壁に付きます。この2つを年内につくる予定です。

鄭:うわぁ、たいへんですね…

木下:ふふふ、間に合うかなぁ(笑)

鄭:アクリルの球体自体もここでつくらはるんですか?

木下:球体はネットで注文してます。球体っていうかドーム型(半球体)を買ってその2つを合わせます。あと球体の中の水や空気が出る為の装置っぽいものとかをつくったりします。なので台より球体の方が時間がかかるかもしれないです。

鄭:良いお年をこせるように…頑張ってください!!

木下:ありがと~(笑)


1 回目 11月27日

──プロダクトデザイン実習室にお邪魔させてもらいました。

鄭:こんにちは。よろしくお願いします。まず、木下さんが制作中の作品について教えていただけますか?

木下:はい。私は公共用トイレの手洗い場の流し台と、その周りの空間をデザインしています。

プロダクト_木下さん

木下:普通の公共用トイレって、手を洗ったあとでぺっぺってやるから周りがすごい汚くなるじゃないですか。それで荷物が置けなかったりと色々不便な点があるので、そこをなんとかしたいと思ったんです。この提案では、ドーム型に手をつっこんで洗って、中で風も出てくるんで水もきれるんですよ。また、壁から出ている棒が荷物を置く台になっているので荷物が水に濡れにくいんです。

そして、これが実物大の模型です。

プロダクト_木下さん

鄭:わあ〜!

木下:手を洗ってそのまま乾燥機にいこうとすると周りがぼたぼたになるから、全部この中で水がきれるようになってます。また、水はねもしないようにドーム型の形状にしています。

鄭:全部一式でできるようになってるんですね!できたら便利そう!本番は水とか出るようにつくられるんですか?

木下:京都市美術館では水は使えないらしいので、実際には流し台をアクリルの球体で作って、そこに配管をそれっぽく付けて、いかにも水が出そうな感じにしようと思います。で、中のメンテナンスの時に取り外しができるようにとか業者さんのことも考えて設計してます。

鄭:そこまで考えて…すごい!

木下:これ今までのスケッチなんですよ。

プロダクト_木下さん

プロダクト_木下さん

鄭:すごい量!

この作品って作品展にむけて新しくつくられたのですか、それとも以前に1回作られたものをベースにされた感じですか?

木下:私のは1年かけて考えました。

方向性が決まったのつい最近なんですよ。なので最初のスケッチとか全然意味わかんない絵とか描いてるんです(笑)

3年生の時に『水まわり』っていう課題でトイレットペーパーホルダーを作って、それが楽しかったから水まわりのものを卒制でもやろうかなって。

水を大切にをコンセプトに節水できるような流し台つくれたらなって。

プロダクト_木下さん

鄭:ほんとみごとに全部水まわりのアイデアですね…

木下:あと、これは大きさと高さと穴の大きさを検討するためにつくりました。

プロダクト_木下さん

木下:最初こんなにょろんてした楕円形にしようと思ってて、それでこんな形だったんですけど、最終的には正円形になりました。

 

(製図の計算式を見て)

鄭:プロダクトって計算むずかしそう…(ボソッ)

木下:計算苦手なんですよ…(ボソッ)

一番製図使うのってどこだろうって考えたらプロダクトで、すごい細かい単位で製図作ったりするから一番向いてないコースだなと思いながら入りました。

プロダクトデザインコースに入りたくて成安にきたからもういくしかないと(笑)

鄭:入学当初からプロダクトに決めてたんですね。

木下:生活に一番接してるものが作りたくて。

だから私がつくってきたものは生活感が漂うものばっかですね。

 


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