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守城尚子さん アニメーション・CGコース

作品タイトル:「ユメのまたユメ」
アニメーション・CGコース4年生の守城尚子(もりき なおこ)さんに、総合領域1年生の丸山ひろしがインタビューしました。


5回目 1月28日

 

さぁ前回の続きです!!
今日も朝から作業、いよいよ卒展の公開日が明日に迫ってきました。

飾り付けがまだ終わっていないということで守城さんはまずロトスコープ*で使った自作の仮面、通称“主(ぬし)”を飾るところから始める。
*(ロトスコープとは実写の動きを撮影し、それを元にトレースをしてアニメーションを描く技法。詳しくは制作風景レポート2回目を御覧ください。)

仮面を付け終えると事前に作ってきた手を付け足し指揮者を演出する。

 

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もちろんタイトルが書いてあるパネルもピンで打ち付ける。

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途中でプロジェクターの操作説明会が行われる。

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そしてついに皆の飾り付けが完成したので部屋の電気を落としてからのライトアップだ。
“主”がとてもこの雰囲気に馴染んでいる。

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守城「インパクトじゃ負けませんよ()

丸山「あの(部屋の)中では…」

守城「異質ですよね()

丸山「ですね()

 

丸山「搬入はどうでしたか?

守城「疲れますね…壁がめちゃめちゃ重かったです。まぁ今もう終わって一安心です。何とか形になって…お客さんの反応がどうかなって不安半分楽しみ半分ですね」

『ユメのまたユメ』
みなさん是非、ご覧になって下さい。

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4 回目 1月27日

 

今日は卒業制作展の搬入日。
朝早くから皆が学校に集まって力仕事をしている。

 

それでも守城さんは相変わらず元気だ。

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アニメーション・CGコースが一体何を運ぶのかと見ているとどうやら放映機材、椅子、仕切り板などを運ぶみたいだ。
考えてみればそうだ、映像を流す機材がないと始まらないではないか。納得の量だ…いや、それにしても多いなぁ…

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さて、荷物はそのまま滋賀の成安造形大学から卒展の会場となる京都市美術館へと運ばれた。
昼過ぎからとりあえずすべての荷物をトラックから運び出しブース内に収める。

 

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皆、力持ちだ。

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荷物を運び終えれば梱包材を取り機材を組み立てる。

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作業はまだまだ続く。
実はアニメーション・CGコースと映像・放送コースはそれぞれ放映チームとインスタレーションチームに分かれてチームごとのブースで作品を展示するのだ。
そして下の写真はインスタレーションチームのプロジェクターを設置するための柱を組み立てているところである。

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放映チームに戻る。
仕切り板を設置して上からスポットライトを取り付けるための金具を取り付ける。

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それが終われば備品の設置。椅子や机、モニターやプレイヤーを指定通りの場所に置く。

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そろそろ皆の疲れが見え始めた頃だったが次が今日最後の作業である飾り付けだ。
4年生各々の作品の制作過程なり参考物を壁に設置して世界観をより伝えやすくする最も大事な作業ではないだろうか。
それだけにこれまでの疲れを見せない真剣さと楽しさを顔に出しながら作業しているの見るとここにいるのは皆、美大生なんだなと思わざるを得ない。

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終わりのミーティング。
明日も作業の続きが残っている。
全く完成が待ち遠しいばかりである。

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3回目 1月16日

 

今回はアニメーション・CGコースの合評におじゃましました。
たくさんのアニメーションからは皆の意気込みが感じられました。
その中でも守城さんの作品は音楽のリズムと上手に調和を取るのにさぞかし大変だったんだろうなぁと感じました。

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丸山「合評はどうでした?

守城「予想通りですね(笑)」

丸山「予想通り?! (笑)」

守城「はい…自分なりに勉強になりました」

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丸山「こういう事が出来て良かったという所はどんなところでしょうか?」

守城「ロトスコープで音楽に合わせて(アニメーションを)動かすっていうのはできたんで良かったです。ロトスコープ楽しかったです(笑)」

丸山「終わった後に編集はしたんですか?」

守城「先生に言われてちょっと直したり…ほんとに些細なんですけど(笑)」

 

残るは卒業制作展です。次回、搬入風景をお伝えします。

 


2 回目  12月13日

 

2回目の取材はI棟2回コンピュータスタジオAルーム。
黙々と作業をする守城さんがそこにはいた。

 

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この部屋のパソコンにはCG・3D加工などが出来るソフトが充実している。

現在の進行状況はほとんどのページの着色が終わった状態だ。
全ての着色が終われば動画で連続再生するように編集をした後、先生に見てもらうのだが
先生「じゃあここもうちょっと色を直してみようか」
先生「こういう動きを加えてみよっか」
という先生の言葉を受けて更に磨き上げていく。
守城さんはインタビュー中にこう言った。
守城さん「アニメーションって…地道な作業なんですよ」
味わい深い感情をぶつけられた一言だった。

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上の画像にあるのが前回のインタビューで守城さんが実際にマスクを被って指揮棒を振ったものを利用してできたシーンである。
先生からは背景が真っ黒で寂しいから何か入れた方がいいと言われている。
画面下の緑色の部分にて左から右に時間軸が流れており、スピードを調整することもできる。

次回はついに完成したアニメーションを合評で見せていただくことになった。
見てきたものがどう動くのか、乞うご期待。

 

 


1 回目 11月22日

 

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《コンセプト》

卒業制作の作品はアニメーションを作るそうだ。
作り始めたのが就活に追われていた時期だったので、迫りくる恐怖から逃げようとする人間を描こうと思われたそうだ。これを空想世界にどう表現するかがネックとなりテーマは『悪夢』となった。

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《制作》

進め方は最初に音楽を決めてからそのリズムに合わせて動かしていく。PVに近いものである。絵コンテを描いて“レイアウト”という完成予想図をA4に書き写す作業。ここまでは大雑把なシーンごとに分かれた状態だが、その間の人の動き方などをぱらぱらマンガのように描き起こしていく作業が待っている。この作業を“動画”というそうだ。その後“クリーンアップ”、つまりは作画をきれいに仕上げてからパソコンに取り込む。そして“色塗り”である。

 

今は作画全般の途中であるそうだ。
作品の時間は3分~3分半の予想とのこと。
絵コンテでも先生にたくさんダメ出しを喰らって一番出来上がるのが遅かったという…

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この部分はロトスコープと言って実写で人をカメラで撮って印刷し、トレースするという技法を用いている。最近のアニメでもよく使われている。

 

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上の写真のように仮面をかぶって指揮者を演じる。とてもノリノリで実演してくださった。

 

《作業場》

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これが作業場である。壁には至る所にイラストが貼ってあり個性が溢れている。
守城さんの机は真ん中であるが壁のイラストは他の人と交換したりして混じっている。

 

《なぜアニメーションコースに進んだのか》

丸山:なぜアニメーションコースに行こうと思ったんですか?

守城:もともとグラフィックコースに進む予定やったんですけど(高校の先生も親もそう思っていたらしい)、実際やってみるとあまりしっくりこなくて…昔から絵を描くのは好きだったからそれを仕事にできたらいいなぁ~って思って。作画の合間の息抜きにも落書きしたり(笑)

 

ということで今回はここまで。
次回はパソコンによる色塗りの現場を見て行くのだが実に待ち遠しい限りである。

 


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