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花田恵理さん 現代アートコース

作品タイトル:「京都市美術館収蔵作品」
現代アートコースの花田恵理さんに総合領域1年生の藤田樹と寺田駿志が取材しました。


6回目 2月10日(月) 

最終回

最後のインタビューは、2年生の井上守晃先輩の家で行わせていただきました。

井上先輩の手料理もいただいたりと、最後まで現代アートらしいアットホームな雰囲気満載でした。

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寺田「では、最後のインタビューよろしくお願いします。」

花田「お願いします。」

寺田「では、さっそくですが卒業制作展を終えての感想を。」

花田「実は、自分の作品にあんまり納得してないんですよ、なんかもうちょっと違う形もあっただろうしって思って。それこそ、最初に考えていたプランは実現できなかったし、まあ私の計画性が足りなかったんですけど。なんとかなったって感じですね。でも、普通に悪くはなかったとは思ってます、いい評価もちょこちょこもらえたし。」

寺田「手応えはありましたか?」

花田「手応えはなくはなかったです(笑)」

井上「人から何かを借りる作品を作るときはやっぱり計画性は大事ですか?」

花田「人と作品にもよるけど、やっぱり大事だと思う。」

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寺田「では次に、花田さんの今後のことについてお聞きしたいと思います。ざっくりした質問ですが、卒業した後はどうされますか?」

花田「とりあえず、就職します。」

寺田「就職先は?」

花田「まだ決定はしてないです。」

寺田「どういう系の方向とかはありますか?」

花田「どういう系、、、鉄道系です。」

寺田「鉄道系ですか!?」

花田「に行きたいと思ってます。」

寺田「どうして鉄道系に?」

花田「元々鉄道系でバイトをしてて、期間限定のイベントでイベントスタッフみたいなのを3年間やってて、そこの人がこっち来なよって言ってくださったので。」

寺田「じゃあ就職先は困っていないんですね。」

花田「そうっすね、困ってないです(笑)」

寺田「かなり幸運ですね。」

花田「すごい運と縁で生きてるんで(笑)そこを落ちても、別でうち来なよって言ってくれるとこもあるんで。」

寺田「すごいですね、このご時世に。」

花田「本当にありがたいです。」

寺田「鉄道というのは、切符売ったりするんですか?」

花田「最初駅員で、運転手があいたら運転手をしたりです。」

寺田「もう一つの方はどんな所なんですか?」

花田「もう一つの方は、警備会社です。」

寺田「マジですか?かなり意外です。」

花田「うん、すごい言われる。」

寺田「では、今やってらっしゃる活動はどうされるんですか?」

花田「それは普通に続けていきます。」

寺田「駅員しながら展覧会したりって感じですか?」

花田「そうですね、展覧会やりながらできるなって思ってそこの就職先にしたのもあるんで。」

寺田「そういうのいいっすね。」

花田「その就職先でも、何かアートイベントじゃなくてもそういうことができたらなあーと思ってます。」

寺田「いいですね、そういう意味では有利ですね。」

花田「就職したらしたで、やりようはあるなって思って。」

寺田「おおー、完璧じゃないですか(笑)」

花田「なかなか手堅く生きて行けそうです(笑)」

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寺田・藤田「長い間、ありがとうございました。」

花田「こちらこそありがとうございました。」

おわり


5回目 1月27日、28日

ついに搬入の日が来ました。今回は写真のみでお送りしたいと思います。

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いかがだったでしょうか、私にとって搬入を手伝えたことはかなり勉強になったし、成長することができた出来事でした。

 

次回予告 次回はついに最終回です。卒業制作展を終えての感想や将来のことについてお聞きしたいとおもいます。

 

 


4回目 1月20日

卒業制作の合評直後の花田さんにインタビューしました。

 

寺田「では、現在の進行状況を教えてください。」

花田「これは、一応合評用ですがこんな感じです。」

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寺田「では、この作品がどういった作品なのかを教えてください。」

花田「京都市美術館にある展示された事のある作品、ない作品、京都市美術館がこれまでに買い上げた作品を一覧にして、それを見える形で区別していこうという作品です。」

寺田「ここにあるのは作品の題名だけですが、絵自体はないのですか?」

花田「最終的にお借りすることができませんでした。」

寺田「では、これが最終的な形ですか?」

花田「145点中展示されていないのが20点なんですけど、『新収蔵作品展』で展示された作品もこの中にあって、これを省くか省かないかで迷っています。展示されたかされてないかの線引きをどこでするかというのをもう少し考えていきます。」

寺田「難しそうですが、あと少しですね。」

花田「はい。」

寺田「右上に貼ってある赤と白のバラはなんですか?」

花田「赤いバラが展示された事のある作品、白いばらは私たちのしている卒展と同時期に展示されている作品で、バラなしは展示された事のない作品です。まあ、これも変更するかもですが。」

寺田「なるほど、そうやって区別するんですね。」

花田「今の段階で白いバラのついている作品はタイムリーで見ることができるので、わたしの作品を見て、そちらも見てもらえると個人的にもうれしいです。これらの作品を調べるときに、タイトルから調べていて、タイトルしか知らないので『コレクション展』に行って知っているタイトルの作品を見つけたときはとても面白かったです。」

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寺田「僕はタイトルをあまり見ないで、先に絵を見てしまいますね。」

花田「あーわかります。」

寺田「やっぱり絵がすごいのであまりタイトルを気にしたことないんですけど、今回の花田さんの作品は絵がなくてタイトルだけなので、タイトルから絵を想像していくのが面白いところだと思いました。これらの作品って調べたら出てくるんですか?」

花田「ほぼでてきますよ。」

寺田「タイトルだけ見てると、どんな作品なのか気になります。」

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次回予告 ついに搬入の日です。搬入の様子を写真でお伝えします。

 


3回目 12月2日

寺田「3回目の取材よろしくおねがいします。はじめに前回からの作品の進行状況を教えください。」

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花田「今は京都市美術館の年報を探してます。うちの大学には平成8年のものしかないので、明後日、昭和8年に刊行された《大記念京都美術館年報》というのを見て作品の目処をつけていこうと考えています。」

寺田「なるほど、分かりました。ありがとうございます。では次の質問なんですが、前回の取材で韓国へ行かれるとお聞きしましたが、韓国は楽しかったですか?」

花田「すごく楽しかったです。2月にあるKEPCOという電力会社が主催の展覧会に参加しているので、会場の下見に行ってきました。」

寺田「どんな作品を出展されるんですか?」

花田「まだ決まってないです。(笑)」

寺田「あっ、まだなんですか。(笑)」

花田「やばいです。卒業制作展があるのに。(苦笑)」

寺田「がんばってください。」

花田「がんばります。あとこれ、韓国のお土産です。」

寺田「あっ、ありがとうございます!」

 

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花田「それと、韓国に行った時の写真がこんな感じです。」

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寺田「すごくおいしそうですね。」

花田「とてもおいしかったです。」

寺田「では、次に過去の作品についてお聞きしてもよろしいですか?」

花田「『校内放送』という題名なんですが、廃校になった小学校で当時流れていたチャイムや音楽を流すということをしていました。」

寺田「校内放送ですか?」

花田「はい。実際にその小学校に通っていた人とか先生に、掃除の時間とか給食の時間に流れていた音楽とか当時の時間割とかを聞いて調べました。」

校内放送改

寺田「面白いですね。ということは、チャイムもその学校のチャイムってことですか?」

花田「チャイムは残念ながらもう音源が残ってなかったので仕方なくネットのものを使ってます。」

寺田「廃校のイメージってあまりよくないんですけど、この作品見てるとそんな感じはしないですね。なんか懐かしさとか、廃校になったんだっていう少し悲しい事実も伝わってきていろんなことを考えさせる作品だとおもいました。」

花田「ありがとうございます。」

寺田「他には何かありますか?」

花田「かくれんぼしました。」

寺田「かくれんぼですか?」

花田「19時に学校のカギがしまって、5人隠れたのを管理人の人に探してもらうという内容です。」

寺田「結果はどうでした?」

花田「私が最初に見つかりました(笑)」

寺田「めっちゃ楽しそうですね。」

花田「楽しかったです。」

寺田「ありがとうございました。」

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上<かくれんぼ:生徒視点

 

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上<かくれんぼ:守衛さん視点

 

次回予告 ついに作品が完成するので、完成した作品についてもお聞きしたいとおもいます。

 


2 回目 12月2日

藤田「2回目の取材、よろしくお願いします。ではまず、台湾の思い出をお聞きしてもいいでしょうか?」

花田「台湾の思い出ですか(笑)」

藤田「すみません、まったく関係ないですけど(笑)」

花田「いやもう、普通に旅行に行ってたんで楽しかったです(笑)」

藤田「台湾ってどんなでした?」

花田「えっとね、向こうは22℃くらいあったんですよ。」

藤田「えー!?、全然違うんですね。」

花田「そう、半袖ばっかだった(笑)、暖かかったです。それと、フルーツがたくさんなってて、屋台とかでもたくさん売ってました。」

藤田「やっぱり安いんですか?」

花田「うん、安かったよ。あと、中華料理おいしかったです。」

藤田「それ聞くと行きたくなりますね。」

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花田「北海道の作家さんがアーティスト・イン・レジデンス(各種の芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせる事業のことである)で行ってて、それに行ったんですけど。いきなり日本料理作ってって言われて、醤油ねーと思いながら(笑)」

藤田「無茶振りですね(笑)」

花田「台湾の人と韓国の人の作家さんとかいろいろ招いて、レジデントする場所です 見に行っただけなのに手伝わされました。」

藤田「台湾に行ったら食べ歩きとかしてみたいですね。」

花田「台湾はねー、いいよ!1回行った方がいいです。」

藤田「予算はどのくらいで楽しめるんですか?」

花田「飛行機と宿はめちゃ安いとこ泊まったけど、それでも4万円くらいか。」

藤田「あーー手軽!」

花田「安いです!(笑)」

藤田「ですね(笑) 1回行きます。」

花田「3時間で行けるよ。」

藤田「近い!」

花田「行きや行きや! 海外行きはじめたのは最近だよ。」

藤田「初めて行かれたのはどこですか?」

花田「ドイツです。」

藤田「ドイツ・・・・・・。」

花田「何かねー、いろんなアーティストを集めて5年に1回の展覧会があったのでそれに行ってきました。」

藤田「いきなりドイツですか。」

花田「ちょっとハードル高かった、楽しかったけど(笑)」

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藤田「では、本題に入らせていただきます。」

花田「はい、あれから少し進展して、前回学芸課長からコレクションのデータを借りるって話したと思うんですですけど、データじゃなく実物をお借りしたいので企画書を書いて提出するところです。先生方と相談してやっぱり実物があった方がいいよねってなったので、実物を1点借りて展示する方向で考えています。この1点を展示することで京都市美術館から今まで一度も展示されたことのない作品が1つ減るという事実を提示できることに気づきました。」

藤田「ではまず企画書が通るかどうかって感じですか?」

花田「そうですね、あとは京都市美術館について歴史を調べたり、これからの京都市美術館の方針なども知ったりして、こういう問題もあるんだなっていうのを確認しています。」

藤田「できそうなのは、できそうですか?」

花田「厳しいんちゃうかなと思うんですけど(苦笑) 1回は却下されてるんで。なぜ実物の作品でないといけないのかをもうちょっと考えていく必要があります。」

藤田「頑張ってください!」

 

~おまけ~

台湾のお土産!!

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左が台湾のたばこ、右が日本のたばこ

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次回予告 花田さんの海外旅行『韓国編』のはなしも聞いてみたいと思います。


1 回目 11月18日 (月)

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4年生に取材をするということでかなり緊張していましたが、いざ花田さんに会ってみると、とてもアットホームな雰囲気での取材になりました。

というのも、花田さんの提案でインタビューに入る前にバスケをしたからなのです。

そうなんです。なんと第1回目の取材はバスケで始まりました。

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しかも花田さん、運動神経がよく、かなり動かれていました。

花田さん、藤田、寺田の他にもいろんな領域、コース、学年の人とも一緒にバスケをしたのですが、全員がバスケが上手なため、かなり白熱した試合となりました。

バスケ参加者が花田さん含め全員上手な人たちだったので、めちゃくちゃ白熱した試合になりました。

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上のことからもわかる通り、花田さんの交友関係は、領域、コース、学年を問わずかなり広いものだと思いました。

最初に感じたアットホームな雰囲気も、きっとここからきたものなんだろうなと思いました。

 

では、いよいよ待ちに待った本題の取材についてです

藤田 『ピピッ カシャッ(カメラ音)』
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寺田 「すいません、バスケの後でお疲れのところ申し訳ありませんが、取材させてください(疲)」

花田 「あっ、はい すみませんなんか(笑)」

寺田 「いえいえ、楽しかったです(笑) それでは、よろしくお願いします」

花田 「はい、お願いします」

寺田 「では、今回の卒業制作展に出展する作品についてお聞きしたいのですが、どのようなものを考えていらっしゃいますか?」

花田 「まだ完全には決まってないんですが、京都市美術館のコレクションを展示しようと考えてます」

寺田 「コレクションですか?」

花田 「はい 京都市美術館には一度も展示されていない作品があるんですよ」

寺田 「そうなんですか!? 初めて知りました」

藤田 『ピピッ カシャッ あっ、ぶれてもうた』

花田 「それらのコレクションを展示することを作品にしようと思っています」

寺田 「面白いですね! ということは、形となる作品は実際には作らないのですね」

花田 「はいそうです(笑)
でも、私にとって大変なのは、京都市美術館にアポイントメントをとることや、その場の情報収集をするところですね

この前、学芸課長とお話しする機会があったので、その時にコレクションを貸していただけないか相談したんですが、断られてしまいました」

藤田 『ピピッ カシャッ』
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寺田 「難しそうですね これからどのように制作を進めていかれますか?」

花田 「また学芸課長にお会いする機会があるので、もう一度相談してみます
あとは、展示方法を考えていこうと思っています」

寺田 「分かりました、ありがとうございます

次の質問になるのですが、花田さんが今回この作品を作ることになったきっかけとコンセプトは何でしょうか?」

花田 「私は以前から、似たような作品を作ってきていて、『その場の事実を提示する』というコンセプトでやってきています」

寺田 「・・・・・・」

花田 「今回の制作でいうと、京都市美術館にあるコレクションが『その場の事実』なんです」

藤田 『ピピッ カシャッ』
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寺田 「な、なるほど(汗)」

花田 「伝わってますか?」

寺田 「はい、大まかには理解でいきてます

では、このコンセプトで制作している理由を聞かせていただいてもよろしいでしょうか?」

花田 「コンセプトの理由か・・・・・・」

寺田 「・・・・・・」

花田 「このコンセプトでやっているのは最近のことなんですけど」

寺田 「あっ、そうなんですか」

花田 「でも、過去の作品も結局似たようなものを作っていて、前からしたいことはあまり変わっていないと思います

んー、例えて言うならAとBとXさんがいて、Aさんは何も知らない人で、Bさんがある秘密をもっていたとします

その秘密を知っているXさんがBさんの秘密をAさんに教えるとします 簡単に言えば、このXさんの教えるという行為がしたいんです」

寺田 「・・・・・・(汗)」

花田 「えーと、図にしたら分かりやすいかな——」

——カキカキカキ

図

寺田 「あっ、なるほど すごく分かりやすいです」

花田 「よかったです(笑)」

寺田 「ありがとうございます」

花田 「いえいえ」

と、初回はこんな感じでした

最初にやったバスケのおかげで、緊張もほぐれ、かなり話やすかったです

 

次回予告 なんと、花田さんが、次回の取材までに台湾へ作品を見に行かれるそうなのでそのときのこともお聞きしたいと思っています

 


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